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ツルモック完成までのストーリー

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今年映画「アバター」を映画館で観賞したときに、
大きな木の大きな葉っぱに包まれて寝るシーンがあった。
これって「原始のときのハンモックっぽい」
自然とより繋がっていることが実感できる最高の天然素材。

いつかこんなハンモックに包まれてみたい!
と願っていた。映画を鑑賞する前から、東京里山開拓団には
お世話になっていて、里山を開拓する上で、あまり人が手をつけていない
山のため、ツルが余るほどそこらじゅうにいっぱいあった。

当時はターザンなどで遊んだりしていた↓
http://satoyamapioneers.web.fc2.com/

しかし今回このツルを使い、ハンモックを作れれば、
里山の魅力がより広がると可能性を感じ、ワクワクの気持ちと一緒に
チャレンジすることに決意する。憧れの高橋歩さんと会話することで
やる気が高まり、テレビ番組収録のスタジオでハンモックアーティストという枠で
薬丸さんが「この方はいろいろなハンモックを作っている」という紹介をして
いただき、作らずにはいられない状況になったのも、理由の1つ。

制作時間はたいしたことなかった。ものの1時間ちょっとあればできた。
ただ、ツルを山の中からかき集めるのがものすごく大変だった><
木に絡みついているツルを引っ張って、回して、ほどく。
ときどきのこぎりを使って適切な長さにしていくのだが、
斜面から獣道まで運ぶのがも~大変。木に引っかかっては足を滑らせこける。
起き上がって引っかかった部分を外すためにまたくだり、そして登る。
またひっかかる。。。これの繰り返し。

1人でやっていたので、たまに何やってんだ~俺。
水分足りてるか~って大丈夫か~って
身体と心に会話しながら進める。

ツリーハウスに運んだときに、開拓団メンバーのまきちゃんが
いたときには、嬉しい反面、運ぶの手伝ってほしかったー><
って泣きそうになった。2人だったらもっと楽だった。

かき集めたツルを太さ別に分ける。
太いものを端っこに使い、乗る真ん中の部分はできるだけ
ソフトなあたりにしたいので、細めのものを使う。

ロープにツルを巻きつけるのが結びにならなくて
も~かなり強引に巻きつける。とにかく引っかかればいいといった感じで…
いつもとは逆に編みこんでいくため、ちょっとたまに、
あれ合っているかな?と不安になりながら進める。
ま~最初だから壊れるだろ~ざっくり作ってみて修復する感じにしよー
と気軽な感じで進めた。編みこんでいるときの気持ちは
「鳥が巣を作る気持ちがわかる」すごくワクワクして
今までのハンモック製作で一番雑なのに、心はピュア。
「楽しーっ」と思わず声を発する。その間まきちゃんは
夜の焚き火用の薪をのこぎりでせっせこ切る。

完成後、開拓団メンバーのいわっちゃんがきて、撮影バシバシ。
いい感じのショットをおさめてくれていた。
乗り心地はどう?と聞くと「しっかりしていますね~」と高評価。

僕も乗ってみたけど、ま~ゴツゴツして気持ちいいとはいえないけど、
ツルに身を任せていると、小鳥になった気分になり、木のありがたみを
最大限実感することができた。ここに今度きたら動物が乗っていてくれたら
素敵だな。自然のもので作れば動物とも一緒に共同生活できるかもね。
絵本のような世界はきっと実現できるんだよ。だって人が想像したことだから。

完成後、夕食をとって、焚き火をしてるとみょうにお腹が空いてきた。
そうだよ、あんだけ動いたんだから、これじゃ足りんよな・・・
開拓団で美山の近くに住んでいるやすさんに連絡。
やすさんはノリノリで食材いっぱい持ってきてくれた。
そして、宴。なんとフライパンも持ってきてくれて、調理した。
焚き火でする料理はシンプルで究極にウマい。

暗くて何食べているかわからないのに、ものすごくウマい。
森の空気ごと丸々食べているから…やすさんは気をきかせて
お酒も用意してくれていた。この上ない至福の瞬間(とき)
そして満天の夜空。流れ星は見えなかったけど、八王子の夜景が見れた。

そして静まる闇の中、ほろ酔いでハンモック就寝。
無音の中で、身体の芯から休めるって都会では経験できない。
睡眠時間は短いかもしれないけど、濃厚な生きた睡眠。

やはり山は一晩過ごしてみないとわからないことばかり。
最高の仲間と最高の環境に感謝。
これからもっと美山で過ごせる時間を増やしていきたい。

里山ハンモック代表 みちやま ホームページリニューアル中! http://satoyama-hammock.com
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[ 2010/09/10 ] | 制作実績 | TB(0)

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